黄金週間のちょっと一人でツーリング

五月二日である。

昨日は令和への改元で日本中が大騒ぎしてるようなTV報道に少し、何とも言えないような違和感を感じる一日。

天気も良くなり、黄金週間後半の予定からすると丸と一日使えるのは今日だけだということで、嫁の出勤時間に合わせて出かけようと考えた。

前日には青いブラックバードを小ぎれいにし、ワックスをかけておいたので、まあきれいになっている。タイヤワックスをかけるのを忘れてたけど。

朝の五時十五分に起床し、もさもさっと洗面、支度し六時少し前にお小遣いの四千円を嫁がさっと出してくれたのを受け取り、バイクを引き出し、ヘルメット、グローブをつけ、始動釦を押すと・・・・最初の一回、ブルんといったきり、後はセルモーターがカチカチと鳴るだけ・・・。

ここで?出発する今になって蓄電池の電圧がない?の?昨日始動しておくんだった、とは後のお祭り。

車庫に押し戻し、シートを外し、充電器をスターター側にセットして始動する。

電圧が弱いのか、始動してもエンジンが停止する。

これを二、三回繰り返すとババババーんと始動した。

こんなことをしていたら汗かいてきたもんで、インナーを一枚脱ぎました。

少し肌寒い気もするけど、日中は暑くなるだろうからいいさぁ、なんて思って。

でも走り出して15分もしたら、ちょっと寒い、どうしようかな、さっきのインナーを取りに戻るかなー、首元も寒いから首巻もとってこようかなーって考えてるうちに30分ほど経過したんでもう、いいや、寒かったらコンビニでカイロとマフラーの代わりにタオルを買うことにする、と言い聞かせる。

武雄市まで来たところで霧が濃ゆくなり、体中が霧で濡れ始めるとますます寒くなり、セブンに立ち寄ってマフラー代わりにタオルを探すけど、ない!タオルがない!

タオルはあきらめてホットコーヒーを水筒に詰めて出発。

休憩できるところで、嫁が作ってくれたおにぎりを朝食に食べようと。

伊万里市の先まで行ったところ、九時ごろ?で休憩、手洗いを済ませ、おにぎりを食べる。

コンビニのおにぎりもいいけど、素朴なおにぎりもいい。 

途中は、連休中もあってバイク人とたくさん遭遇、手をあげたり、振ったり、ピースしたり。

結構、反応が良くて、返答も多い、先に手を振られることも多くて楽しかった。

見ず知らずのバイク乗りだけど、いい習慣だと思うけどな、おじさんとしては。

そうそう、昔を思い出して、相当昔のことで私が高校生の頃、自転車で九州一周などをしていたころのことだけど、バイクが、バイク人が自転車でツーリングしている私と仲間たちに向かって(その頃はサイクリングと言っていましたが)手を振ったりピースサインをしてくれたことを思い出しました。 自転車とオートバイは同じ二輪車同士で仲間なんだよなーって思いました。

そんなことがあったよな、てなことで自転車ツーリングしてる人に追い越し際に手を振ると、やっぱり伝わるもんだね、ミラー越しに手を振ってくれてるし。

 でも連休中は、やっぱり人が多い、車も多い、しかも大渋滞に合う。

クラッチ握る手がしびれて大変。

渋滞中に燃料計が点滅を始めてくるし、このあたりに給油所はあるのか?

この間、燃料切れで止まったことが思いだされる。

連休中はこんなもんかな。